eアクスル製造のエンジニアリング会社 eAx solutions

電気自動車の普及がどんなスピードで進むのかは分かりませんが
新しい開発がどんどん進んでいるのは、疑いようのない事実です
Maschinenmarkt誌に紹介されていたeAx solutions社の記事が目を引きました
eAx solutionsとは
Our solutionsの中で
We develop, industrialize and produce electric axle solutions for automotive applications.
こう説明しています
電気自動車のeアクスル開発から量産化までを受け持つBoschの100%子会社で
現在は70人のチームとのこと
主な担当領域は
- アクティブコンポーネントと言われるロータとステータの開発、量産化
- eアクスル
- 革新的な製造設備と技術
- プロトタイプ製造
- 小ロット製造
- 量産化対応可能な製品の開発
eアクスルに関しては、以下のような記事も見つけました
Grobが重要な役割を果たしている
eAx solutions社はeアクスルの開発も製造エンジニアリングもやってのけるのですが
そこで重要な存在がGrobの製品だと言うのです
Grobの設備が何をしているのかというと
- ヘアピン ステータ製造
- ギア組立
- eアクスルの最終組立
- eアクスルのテスト
eAx solutions社は、Grobの設備を導入する前からeアクスルの開発をしていたが
**Grobの設備は、非常にフレキシブル**との理由で導入が決まった
何がフレキシブルなのかというと
サイズ(高さ、直径)が異なるいろいろなアクティブコンポーネントの加工ができる
しかも、
それが非常に短い段取り時間でできてしまう
これは、Grobの積み上げているノウハウ抜きにはありえない!
Grobは、どんなコメントをしているのだろう
eAx solutions社でやるのは、主にプロトタイプや小ロットのプロジェクトだが
そういう複雑な設備で重要なのは
量産のためのプロセスを構築し、チューンナップできること
そうコメントしています
決まったことを繰り返すだけではなく
フレキシブルに変更に対応できるシステムが求められた、ということですね
コメントは、まー、言ってみれば普通ですが
一つ気になったことがありました
コメントした人の名前です
“Xiangnan Li, Key Account Manager Grob”とあります
おそらく中国の人ですね
中国が電気自動車に力を入れていて
おそらく世界市場に進出していこうとしているのが感じられました
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工作機械GURU
工作機械という目立たないが頼もしい縁の下の力持ちに光を当ててみた。工作機械の世界をリアルに語る・・・かな
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