Maschinenmarkt誌2022年12月15日付
中国に進出しているドイツ企業が状況をどう判断しているかのアンケート結果に関する記事がありました
Stimmung deutscher Unternehmen in China auf Tiefstand
(Bild: Rawf8 - stock.adobe.com) Die restriktive Corona-Politik der chinesischen Regierung hat ihre Spuren hinterlassen. Doch die Unternehmen blicken optimistisc...
ドイツ企業の中国市場に対する信頼度はどん底
在中国ドイツ商工会議所が発表した調査結果では
中国におけるドイツ企業のセンチメントが過去最低になった
中国政府の厳しいコロナ政策の影響が残っている
しかし、企業は来年について楽観的な見方をしているという
今後2年間に中国で投資拡大するドイツ企業は、わずか51%
ドイツ企業の中国市場に対する信頼度は地に落ちている
調査によると
1年前の前回調査以降、約2社に1社(49%)が
第2位の経済大国の魅力が他の市場と比較して低下していると回答している
今後2年間に中国への投資を拡大する意向を持つ企業は
昨年の71%から51%にとどまり、20ポイント減少した
最大の課題として挙げられたのは
- ゼロ・コロナ政策
- 地政学的緊張
今年、ドイツ企業は中国のゼロコロナ政策に悩まされた
「それに伴う規制は、企業の信頼感や市場の魅力、ビジネスチャンスを損なっている」
と指摘する
いきなりのコロナ対応緩和
ほぼ3年ぶりに、中国は厳しいコロナ措置の突然の終了を発表した
商工会議所は、これを中長期的な景況感の回復につながる「歓迎すべき進展」だとしている
医療専門家から見ると、行き当たりばったりとしか思えないコロナ政策の転換で、
それ以降、中国の多くの都市で感染者が急増している。
病院も薬局も薬が十分に確保されていないところが多くある
でも、ドイツ商工会議所の見解は
- ドイツ企業は感染の波に対応して、新しい環境に素早く適応するだろう
- その後、来年に対してはもっと楽観的になるだろう
政策転換による感染爆発は、「おやおや」と思いつつも
後戻りすることなく、経済活動を進めようね、そう言いたいのでしょう